(社)プレハブ建築協会は15日、東京ガーデンパレス(東京都文京区)で新年賀詞交歓会を開催した。
冒頭、あいさつに立った同協会会長の和田 勇氏は、「昨年は住宅着工戸数が80万戸割れとなり、45年ぶりの落ち込みとなった。経済対策では、住宅ローン減税、リフォーム、環境に対する減税など、国の援護射撃もあり、明るさが見えるようになったのではないか。鳩山政権になってからは、CO2の25%削減を目標に掲げ、われわれ住宅産業にかかわる役割はいっそう大きくなった。これからは、『環境』が産業のキーワードとなるが、住宅の役割をもう一度見直していきたい」などと述べた。
さらに、「デフレスパイラルで安い安いといわれるが、住宅までデフレスパイラルに陥ってはいけない。いいものをつくり、永く住み継がれるよう住まいづくりをしていかなければいけない」などと語った。
続いて、国土交通省、経済産業省の関係者らがあいさつを述べ、国会議員、協会役員、関係団体・官庁関係者など多数の来賓が参加し、盛会となった。