不動産ニュース / 団体・グループ

2010/1/20

木耐協、10年度全国大会を開催

「われわれが責任をもって、建物の耐震性を向上させていかなければいけない」などと述べる、木耐協理事長の小野秀男氏
「われわれが責任をもって、建物の耐震性を向上させていかなければいけない」などと述べる、木耐協理事長の小野秀男氏

 日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)は20日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で、通算12回目となる全国大会を開催した。

 開会セレモニーでは、阪神・淡路大震災から15年経ったことを受け、犠牲者に黙とうがささげられた。理事長の小野秀男氏は、「未曾有の被害をもたらした阪神淡路大震災では、多くの方が建物倒壊で亡くなられたが、建物と関係している私たちに責任は問われなかった。しかし、これからリフォームした建物が地震によって倒壊し、命を落とされるようなことがあれば、業務上過失致死になることもありえなくはない。私たち業者が責任をもって耐震性を向上させ、耐震補強を行なっていかなければいけない」などと述べた。

 続いて、国土交通省住宅局住宅生産課課長補佐・豊嶋太朗氏が「住宅瑕疵担保責任保険について」、室蘭工学大学建設システム工学科教授・鎌田紀彦氏が「ローコストな耐震・省エネリフォーム工法の勧め」、さらに、(株)ビルダーズシステム研究所代表取締役・鵜澤泰功氏が「2010年住宅ビジネスモデル大転換期の処方箋」をテーマに、それぞれ講演を行なった。

 また、事務局よりデザイン&アイディアコンテスト結果を発表。さらに、耐震診断結果調査データの発表なども行なわれた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。