不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/2/9

営業損改善も、黒字化ならず/細田工務店10年3月期第3四半期決算

(株)細田工務店は8日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~12月31日)の売上高は176億6,300万円(前年同期比▲24.9%)、営業利益は2億2,600万円(前年同期:営業損失25億7,800万円)、経常損失は2億6,600万円(同:経常損失31億2,100万円)、当期純損失は2億6,500万円(同:当期純損失46億1,700万円)となった。
 
 建設事業においては、法人受注では厳しい顧客獲得状況が続き、受注単価も低水準で推移。個人受注では、分譲地のモデルハウスを利用した商品説明会やエコポイントセミナーのほか、税金相談会などの集客イベントを開催し受注拡大に努めたが、売上高34億3,700万円(前年同期比▲30.3%)、営業利益1億4,800万円(前年同期:営業損失7,300万円)にとどまった。

 不動産事業は、戸建分譲事業で顧客の建物に対するニーズに柔軟に対応できる新・住まいづくりシステム「バイ・コンセプト」を主軸に分譲地の販売促進に注力。また、収益不動産事業では商業ビル、賃貸マンションなどの早期売却を行ない、たな卸資産の圧縮に努めた。その結果、売上高139億9,300万円(前年同期比▲24.0%)、営業利益4億3,900万円(前年同期:営業損失19億8,700万円)となった。

 通期予想については、売上高258億5,000万円、営業利益8億8,000万円、経常利益1億9,000万円、当期純利益1億8,000万円を見込んでいる。

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