不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/2/9

収益力向上し「継続企業の前提に関する注記」解消/フージャースコーポ10年3月期第3四半期決算

 (株)フージャースコーポレーションは、2010年3月期第3四半期決算を発表した。

 今期(09年4月1日~12月31日)の売上高は192億3,900万円(前年同期比▲50.9%)、営業利益は13億2,800万円(前年同期:営業損失9億3,400万円)、経常利益は8億8,800万円(同:営業損失23億5,800万円)、当期純利益は8億7,400万円(同:当期純損失41億4,500万円)と黒字化した。

 不動産分譲事業では、新築マンションなど1,208戸を引き渡し、その他不動産の売却やたな卸資産の一時賃貸収入などを合わせ、売上高185億4,174万6千円、営業利益11億2,953万3千円を計上した。

 通期は、売上高253億円、営業利益13億円、経常利益7億2,000万円、当期純利益6億8,000万円を見込む。

 なお、開発予定物件の事業計画遅延と、金融機関および建設会社に対する返済期日延期から10年3月期第2四半期決算まで記載されていた「継続企業の前提に関する注記」について、完成物件の早期資金化および販売代理業務による収益力の向上より年間販売戸数の目標を達成する見込みとなり、販売在庫の圧縮が図れたことから、建設会社への工事代金の支払いが終了。この記載を解消した。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/23

「記者の目」を公開しました

記者が興味を持ったテーマを徹底取材する「記者の目」を更新しました。

今回更新したのは、「インフラゼロへの挑戦」。皆さんは、(株)MUJI HOUSEが、既存のライフラインに依存せず、エネルギーを自給自足できる設備を整えたトレーラーハウス「インフラゼロでも暮らせる家」の商品化を目指しているのをご存じですか?同社は昨年3月に実証実験「ゼロ・プロジェクト」を開始。2025年の実用化を目指し、今年4月にはプロトタイプを報道陣に公開しました。写真も交えつつをレポートします。「未来の家」が垣間見えるかもしれません。