三井不動産(株)は11日、杉杉集団有限公司、大東紡織(株)、立栄投資有限公司、伊藤忠商事(株)と共同で、合弁会社「杉井不動産開発(寧波)有限公司」を設立し、中国の浙江省寧波市においてアウトレット事業を推進すると発表した。
計画地は寧波市中心部の西約10km、高速道路インターチェンジに近接した場所に位置。約11万6,480平方メートルの敷地内に、第1期として店舗面積約1万6,964平方メートル、店舗数約100店を計画。増床後の第2期は、全体で店舗面積2万6,674平方メートル、店舗数約160店を予定している。
施設は地上2階建てのオープンモールを予定しており、開放感あふれる快適な空間を提供する。
同社は、日本国内で培ってきた商業施設の開発、テナントリーシング、運営などのノウハウを生かしていく考え。なお、同事業が海外における商業施設事業への初参画となる。
着工は4月、第1期開業は2011年春を予定している。