不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/3/19

09年の既存住宅流通量、新築着工に匹敵/FRK調査

 (社)不動産流通経営協会(FRK)は19日、2009年の「FRK既存住宅流通量推計結果」を発表した。

 同協会が推計する「既存住宅流通量」は、建物売買による所有権移転個数をもとに、個人および法人によって取得され、所有権移転が行なわれた回数。これらについて、同年の新築着工総数との比較を行なっている。

 09年は、新築住宅着工数が78万8,000戸と大幅に減少。これに対し、既存住宅流通量は堅調に推移し、46万戸となった。その結果、既存住宅流通比率(既存住宅流通量/[新築着工総数+既存住宅流通量]:速報値)は、流通量が減じたにもかかわらず36.8%(08年比6.8ポイントアップ)と拡大した。

 また、既存住宅の流通量が、自己居住用の新築住宅着工数(新築住宅着工総数から賃貸住宅、給与住宅着工数を除いたもの)45万3,000戸とほぼ匹敵するような市場規模となったとしている。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。