国土交通省は14日、「長期優良住宅等推進環境整備事業」の平成22年度提案募集を開始した。
同事業は、NPO法人、任意団体等が実施する住替え・二地域居住を推進するための住宅の再生、流通の促進等を行なう事業および任意団体等が実施する優良な住宅の収益価値等に着目した住宅ローン（ノン・リコースローン等）の提供に向け、民間事業者等が制度設計・検証等を行なう事業を公募。優れた事業について、費用の一部を補助するもの。
対象事業は、（1）住替え・二地域居住を推進するための住宅の再生、流通の促進等を行なうモデル事業、同事業を支援するための関係情報の一元的な集約・提供を行なう事業、同事業実施のため必要な調査研究、これらの成果に関する情報提供に関する事業、マニュアル作成などモデル事業の一般化・普及・啓発のための事業、（2）優良な住宅の収益価値等に着目した住宅ローンの提供に向け、民間事業者等が制度設計・検証等を行なう事業。
5月28日まで応募を受け付け、住替え・二地域居住推進事業評価委員会で応募書類を審査。評価結果を踏まえ、6月末までに同省が採択事業を決定する。
