(株)エフ・ジェー・ネクストは11日、2010年3月期決算を発表した。
当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は247億2,000万円(前年同期比10.0%増)、営業損失8億4,100万円(前年同期:営業利益3億7,400万円)、経常損失9億8,700万円(同:経常利益1億6,800万円)。減損損失2億6,100万円などの特別損失計上により、当期純損失12億4,500万円(同:当期純損失5億400万円)となった。
主力の不動産販売事業は、ワンルームマンション807戸・147億1,900万円、ファミリーマンション115戸・43億8,900万円を計上。事業全体の売上高は220億2,000万円(前年同期比8.1%増)となったが、たな卸資産の簿価切下額5億3,000万円の計上もあり、営業損失14億700万円(前年同期:営業損失1億8,700万円)となった。
不動産賃貸・建物管理事業では、景気後退による賃貸需要減少の影響から売上高12億8,900万円(前年同期比▲1.0%)、営業利益5億2,800万円(同▲17.7%)を計上した。
通期は、売上高262億2,000万円、営業利益12億4,000万円、経常利益10億5,000万円、当期純利益1億4,000万円を見込んでいる。