不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/13

特損等の減少により、純利益が前期比350%増に/大和ハウス工業10年3月期決算

 大和ハウス工業(株)は12日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結経営成績は、売上高1兆6,098億8,300万円(前期比▲4.8%)、営業利益627億1,400万円(同▲14.8%)、経常利益600億3,600万円(同50.6%増)、当期純利益191億1,300万円(同358.3%増)。
 売上高、営業利益は景気低迷の影響などにより前年を下回ったものの、退職給付数理差異償却損や特別損失の減少により、経常利益・純利益は前年を大幅に上回る結果となった。

 住宅事業における戸建住宅部門では売上高3,259億800万円、営業利益62億400万円を、賃貸住宅部門では売上高4,490億600万円、営業利益386億5,500万円を、マンション部門では売上高1,193億800万円、営業損失183億2,300万円を、住宅ストック部門では売上高469億7,400万円、営業利益17億3,900万円をそれぞれ計上。
 事業全体の売上高は9,415億2,800万円(同▲1.8%)、営業利益291億1,000万円(同2.0%増)となった。

 商業建築事業は、企業の投資抑制の影響等により、売上高4,805億2,000万円(同▲11.9%)、営業利益552億9,100万円(同▲16.5%)にとどまった。

 そのほか、リゾート・スポーツ施設事業は、売上高560億7,900万円(同▲6.7%)、営業損失5億3,100万円(前期:営業損失11億1,500万円)。ホームセンター事業は、売上高612億1,100万円(前期比▲3.6%)、営業利益7億8,000万円(同▲32.4%)を計上した。

 次期は、売上高1兆6,100億円、営業利益660億円、経常利益605億円、当期純利益240億円を見込む。

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