不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/14

マンション契約戸数、前期を大幅に上回り黒字化/すてきナイスG10年3月期決算

 すてきナイスグループ(株)は13日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)は、連結売上高2,228億2,800万円(前年同期比▲7.4%)、営業利益27億円(前年同期:営業損失87億2,300万円)、経常利益12億9,000万円(同:経常損失100億8,000万円)、当期純利益5億1,300万円(同:当期純損失121億3,000万円)となった。

 住宅資材事業は、営業所の統廃合など事業の合理化をすすめるとともに、売上総利益率の向上と、販売費や運賃の見直し等、経費の削減に努めた。しかし、新設住宅着工戸数の記録的な減少と木材・建材市況の低迷等の影響を受け、売上高は1,522億6,00万円(前期比▲13.5%)にとどまったが、営業利益は13億円(同227.6%増加)と大幅増となった。

 不動産事業は、マンション部門において、競争優位性を発揮できる横浜市および川崎市等に販売エリアを絞り込んで供給。契約戸数は前期を大幅に上回り、売上計上戸数が前期の921戸から1,265戸に増加し、同部門の売上高は401億7,400万円(同25.4%増加)となった。また、営業活動の強化に加え、広告宣伝費をはじめとする徹底したコスト削減と、収益確保を図るための内部管理の強化を推進した。
 一戸建住宅部門においては、耐震強度1.5 倍のパワービルド工法による長期優良住宅への対応をすすめた結果、同部門の売上高は70億4,700万円(前期比10.3%増加)となった。
 これら結果、同事業全体の売上高は619億3,200万円(同12.4%増)、営業利益は31億300万円(前期:営業損失69億6,500万円)となった。
 
 通期は、連結売上高2,400億円、営業利益28億円、経常利益15億円、当期純利益7億円を見込んでいる。

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