トヨタホーム(株)は24日、ポスト団塊ジュニア世代をメインターゲットにした戸建住宅新商品「LQ(エルキュー)」の報道陣向け見学会を同社分譲地「おゆみ野ウォールガーデンテラス」で開催した。
「LQ」は、コーディネートや空間のアレンジを顧客の好みでつくり上げるという商品。2年前から実施している、最長60年保証の生涯サポート「アトリスプラン」にも対応しており、高い基本性能や長期保証はそのままに、トータルコストを低減し、良品廉価を実現した。
基本プランは、全16プラン、外観52種。自由に動かせる壁「ムーブウォール」と自由に動かせる収納「ムーブクローゼット」を新たに採用。暮らし方に合わせて自由に空間を変化することができる。
また、高い強度を持つ鉄骨ラーメン構造によって、全プランで最高ランクの耐震等級3をクリアしている。
同社商品開発部主査・東 真澄氏は見学会で「ポスト団塊ジュニアは総額予算が多くないため、1,700万円以下の価格を設定。若い社員からアイディアを募集して、これまで当社では対応できない価格帯の開発に取り組み、坪単価は従来よりも5万円程度安い43万~44万円を実現できた」などと述べた。
販売価格は延床面積116.8平方メートルのモデルプランで税込み1,638万円。初年度販売目標は300戸としている。