不動産ニュース / ハウジング

2010/7/8

ゼロエネルギーの二世帯同居戸建住宅「xevo YU」を発売/大和ハウス

「xevo YU(ジーヴォ・ユウ)」外観イメージ
「xevo YU(ジーヴォ・ユウ)」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は、省エネエコ住宅「xevo」シリーズの二世帯同居向け新商品「xevo YU(ジーヴォ・ユウ)」を、7月15日から全国で発売する。

 「xevo」シリーズは、同社オリジナル外壁システム「外張り断熱通気外壁」を採用するなど、耐久性と省エネルギー性を高めた高性能住宅で、「住宅エコポイント」や「長期優良住宅」認定制度にも対応している。

 「xevoYU」は、軽量鉄骨造2階建ての自由設計で、家族構成やライフステージの変化に合わせて、住まい方を変えることができる二世帯同居住宅。
二世帯間のほど良い関係をもたらすため、1階には、世帯間の交流が図れるように、リビング・ダイニング・キッチンなどの「コミュニケーションスペース」を設置。2階には、親世帯・子世帯の個室を配置し、両世帯の個室間に階段や収納、吹き抜け、ファミリースペースなどの共有空間「センターコア」を設けた。

 また、切妻屋根の屋根面積を拡大した「ハイブリッドエコロジールーフ」を採用し、「太陽光発電システム」を搭載。
 外張り断熱通気外壁や高効率給湯器も標準で採用し、政府が定める新省エネ基準に比べて、年間の光熱費を最大約169%、CO2排出量を最大約106%削減することが可能。これにより、政府が2020年を目標に推進する、エネルギー消費が差し引きゼロの住宅「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」を実現した。

 大容量の小屋裏収納「メガロフト」は、「ハイブリッドエコロジールーフ」の小屋裏を活用。最大1.4mの天井高があるため、収納場所に困る大きな荷物等を収納することができる。

 さらに、省エネ空調システム「エアスイート」を採用。同システムは、奈良県立医科大学との「住居医学」講座を通じて実施した、健康と室温の研究結果をふまえて開発したもの。少ない電力で効率よく快適な室温を維持することができ、従来の「全館空調システム」と比べると、CO2排出量や年間の光熱費も約半分に抑えることができる。

 販売価格は本体工事価格3.3平方メートル当たり税込み55.6万円から。販売目標は年間2,400棟をめざしていく。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。