不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/7/13

取得物件の通期稼働で増益/東宝不動産11年2月期第1四半期決算

 東宝不動産(株)は12日、2011年2月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年3月1日~5月31日)の連結経営成績は、売上高74億3,800万円(前年同期比▲2.5%)、営業利益9億6,300万円(同17.6%増)、経常利益9億9,200万円(同20.2%増)、当期純利益4億7,400万円(同24.0%増)。

 セグメント別では、不動産事業において、積極的な営業活動を展開したほか、09年11月に取得した店舗「岡山建物」(岡山県岡山市)の通期稼働により、売上高15億3,200万円(同1.1%増)、営業利益7億6,900万円(同5.4%増)となった。 
 飲食・その他事業において、飲食事業では、前期店舗閉鎖の影響もあり売上高減となったものの、物販事業、映画興行・マリ―ナ事業において増収となった結果、売上高16億1,700万円(同2.9%増)、営業利益8,300万円(同9,700万円改善)となった。
 道路事業において、各地区にわたり道路の維持・清掃・補修工事の受注確保および経費の削減に努めた結果、売上高44億700万円(同▲4.3%)、営業利益4億7,000万円(同2.7%増)となった。

 なお、以上の営業収益合計額76億2,000万円よりセグメント間の内部売上など1億8,100万円を控除した額が、当期の売上高となる。

 通期については、売上高260億円、営業利益270億円、経常利益280億円、当期純利益15億円を見込む。

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