(株)住生活グループは8月2日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結売上高は2,685億2,100万円(前年同期比20.2%増)、営業利益は50億4,100万円(同47.8%増)、経常利益は63億5,300万円(同9.5%増)、四半期純利益は特別損益がプラスに転じたことなどから43億5,300万円(同275.7%増)となった。
同社グループでは、成長戦略の遂行や海外移転などによるコスト競争力の強化に取り組んでいるほか、戦略投資としてサンウエーブ工業(株)や新日軽(株)の子会社化など、中期方針に基づく諸施策を実行。また、グループ内の重複部分の統合、相互活用によるシナジー創出のための一環として水回り設備事業での営業部門の統合・一体化に向けた取組みを進めている。
当期、新規連結のほか、コスト削減に努めた結果、増収増益となった。
なお、住宅・不動産他事業の売上高は124億1,800万円と増収ながら、営業損失2億1,700万円となった。
通期連結業績予想は、売上高1兆2,000億円、営業利益500億円、経常利益500億円、当期純利益260億円。