不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/8/5

東京主要5区大型ビル平均空室率、9.67%で上昇ストップ/ビルディング企画調査

 (株)ビルディング企画は4日、7月の東京主要5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の大型オフィスビル市況速報を発表した。

 同月の大型ビル平均空室率は9.67%(前月比▲0.16ポイント)と、9ヵ月連続で続いた空室率の上昇がストップした。区別では、千代田区が7.46%(同▲0.01ポイント)、中央区8.70%(同0.06ポイントアップ)、港区10.47%(同▲0.48ポイント)、新宿区9.81%(同▲0.61ポイント)、渋谷区11.60%(同▲0.08ポイント)。新宿区では、西新宿の高層ビル群で大型の成約が目立ったことが空室率減少の要因として考えられる。港区では浜松町から品川にかけてのJR沿線で大型の成約が目立ったことや、新規の募集物件が少なかったことが空室率減少の要因として考えられる。

 平均募集賃料は23ヵ月連続の下落で、坪当たり2万977円(同▲267円)となった。また、新築ビルの空室率は44.74%(同1.5ポイントアップ)、平均募集賃料は坪当たり2万3,306円(同▲1,339円)となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年11月号
再注目の民泊。市場動向、運営上の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆