不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/6

主力の不動産事業、物件売却で賃料収入が減少し減収に/昭栄10年12月期第2四半期決算

 昭栄(株)は5日、2010年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)の連結業績は、売上高75億300万円(前年同期比▲5.6%)、営業利益29億1,700万円(同15.3%増)、経常利益18億9,700万円(同84.7%増)、四半期純利益11億9,000万円(同45.1%増)。

 不動産事業では、前期に竣工した物件の通期稼働などで賃料収入の増加はあったものの、物件売却などによる賃料収入の減少が大きく、売上高54億8,900万円(同▲6.3%)、営業利益24億3,100万円(同4.9%増)となった。

 環境事業は、企業活動の低迷を受けた廃棄物取扱量の減少、下水切り換えの進捗による浄化槽関連事業の減少、公共関連工事・事業の削減などで、売上高は12億2,600万円(同▲2.0%)、営業利益1億6,700万円(同▲5.3%)と減収減益となった。

 なお、通期の連結業績予想は、売上高135億円、営業利益50億円、経常利益30億円、純利益19億円。

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