(株)新日本建物は6日、2011年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~6月30日)の連結業績は、売上高20億5,800万円(前年同期比▲68.5%)、営業損失2億7,100万円(前年同期:営業損失3億8,400万円)、経常損失3億2,800万円(同:経常損失5億900万円)、四半期純損失3億9,900万円(同:四半期純損失5億2,200万円)。マンション買取再販事業をはじめ、適正利益の見込める物件を選別して事業化したほか、徹底的なコスト削減および経営効率化を行なったが減収となった。経営改善策として、事業ポートフォリオの見直しおよび買取再販事業の推進に取り組んでいく。
セグメント別で見ると、流動化事業は2件(前年同期比▲1件)となり、売上高10億3,800万円(同▲61.7%)、営業損失5,000万円(前年同期:営業損失1,600万円)。
マンション販売事業のマンション販売戸数は24戸(前年同期比▲59戸)となり、売上高8億900万円(同▲66.4%)、営業利益900万円(前年同期:営業損失2億3,200万円)となった。
その他事業では、建築工事請負が増加し、売上高2億900万円(前年同期比30.9%増)、営業損失1,000万円(前年同期:営業利益300万円)。
なお、通期の連結業績予想は、売上高196億円、営業利益10億3,000万円、経常利益5億5,000万円、当期純利益5億円。