(株)タカラレーベンは25日、2011年第2四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)の連結業績は、売上高166億1,600万円(前年同期比▲39.6%)、営業利益22億1,300万円(同15.9%増)、経常利益15億3,000万円(同▲0.1%)、当期純利益15億100万円(同▲9.4%)となった。なお、新築分譲マンションの販売が計画に対して好調に推移したことや、たな卸し資産評価の洗い替えにより、売上・利益とも、9月13日に発表した当期連結業績予想数値より増加している。
主力の新規分譲マンション事業の引渡戸数は364戸、前期からの完成在庫174戸のうち、当期末時点の契約戸数は169戸、引渡戸数は152戸。当期間の売上計上物件の粗利益率は21.3%となった。また、通期引渡予定戸数1,078戸の契約進捗率は81.1%と新規供給物件の契約は堅調に推移している。
戸建分譲事業の当期間の売上計上物件の粗利益率は28.3%。中古事業では、リニューアルおよびリセール事業の引渡戸数が42戸、当期間中の売上計上物件の粗利益率は27.8%となった。また、リセール事業では新規物件として埼玉県ふじみ野市で35戸の仕入れが完了している。
また、(株)レーベンコミュニティの当期間の受託管理戸数が2万3,897戸(前期末比750戸増)となった。
通期の連結業績は、売上高477億6,000万円、営業利益55億5,000万円、経常利益43億4,500万円、当期純利益40億円を見込んでいる。