野村不動産（株）は4日、分譲マンション「プラウドタワー神戸 県庁前」（神戸市中央区、総戸数122戸）の販売を開始するとともに関西エリアでタワーマンションの供給を強化すると発表した。
同マンションは、神戸市の中心地である三宮エリアへ徒歩圏内に立地し、神戸市営地下鉄西神・山手線「県庁前」駅徒歩1分など、5線5駅が利用できる。登録有形文化財指定の「兵庫県公館」に隣接し、鉄筋コンクリート造地上28階地下1階建て、敷地面積は1,498.33平方メートル、延床面積1万3,896.57平方メートル。基礎免震構造を採用しており、同社のマンションブランド「プラウド」を冠する関西圏初のタワーマンションとなる。
専有面積は、41.52～133.10平方メートル、間取りは、1LDK～４LDK＋納戸。上層階の28戸はオーダーメイド対応とした。
環境配慮として、オール電化、高効率給湯機「エコキュート」、「エコナビ」搭載家電商品などを採用するほか、住宅エコポイントに対応。神戸市建築物総合環境評価制度「CASBEE神戸」で環境性能Aランクを取得する予定。
また、エントランス壁面をライトアップし、隣接する兵庫県公館との連続性を高め、まちとの調和を図る。
予定販売価格は2000万円台～1億5,000万円台。販売開始は12月中旬、竣工は2012年1月、入居予定は同年3月を予定している。
なお、同社は大阪市と神戸市などで、今後2年間にわたり5物件557戸（同社持分）のマンション供給を予定している。主な物件は、「神戸市灘区・甲南町計画」（神戸市灘区、地上29階地下1階建て、総戸数107戸）、「クレヴィアタワー中之島（共同事業）」（大阪市福島区、地上36階建て、総戸数250戸）、「（仮称）阿倍野筋3丁目計画」（大阪市阿倍野区、地上25階建て、総戸数131戸）、「大津市駅前西地区再開発計画（共同事業）」（滋賀県大津市、地上29階建て、総戸数180戸）など。
