(株)リロ・ホールディングは5日、2011年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(10年4月1日~9月30日)は連結営業収益538億8,500万円(前年同期比15.6%増)、営業利益24億9,100万円(同30.9%増)、経常利益25億8,500万円(同31.3%増)、当期純利益15億700万円(同30.8%増)と増収増益となった。
リロケーション事業は、借上社宅管理業務のフルアウトソーシングサービスの管理戸数が増加したほか、海外赴任業務支援サービスなども伸張。また、前期に同社グループに加わった(株)東都の業績も寄与し、営業収益471億600万円(同16.8%増)、営業利益14億8,200万円(同27.8%増)となった。
福利厚生代行サービス事業は、営業収益40億9,700万円(同▲3.2%)、営業利益10億2,100万円(同17.5%増)と減収増益となった。福利厚生制度を提供する「福利厚生倶楽部」の会員減少により減収したが、サービスオペレーション効率化の推進したことなどにより利益を押し上げた。
リゾート事業は、ポイント制タイムシェアプログラム「ポイントバケーション京都岡崎」で、関西地域を中心に新規会員獲得が順調に推移したほか、前期にスタートしたホテル運営事業が堅調だったことから、営業収益16億2,400万円(同37.2%増)、営業利益2億8,900万円(同121.5%増)と大幅な増収増益となった。
通期は、連結営業収益1,080億円、営業利益46億5,000万円、経常利益50億円、当期純利益29億円を見込んでいる。