大和ハウス工業(株)は1月2日より、共働き世帯をターゲットとした戸建住宅の新商品「xevo CLEVA(ジーヴォ クレバ)」を発売する。
同商品は、「居心地」「効率」「安全・安心」をキーワードに、働く女性のための提案を盛り込んだ、軽量鉄骨造2階建ての戸建住宅。
高級スキンケアのトップブランド「SK-II」とのコラボレーションによる、女性のためのリラクゼーション空間「コクームスペース」を標準搭載している。
1階には、リビングスペースと深いテラスや、大きな開口部を組み合わせた「ヒロマ」、2階には、バルコニーを活用したくつろぎの空間「ブリーズインテラス」を設置し、自然を感じる居心地の良さを演出。また、半透明の可動式間仕切り「ライトスルースクリーン」によって、「ヒロマ」とダイニング、キッチンを簡単に仕切り、共働き世帯がそれぞれ別々のことをしていても、お互いの存在を感じ合えるように工夫している。
ほかにも、2階に天窓と窓を組み合わせた空間「スカイオーバーテラス」を設け、室内干しなど、洗濯に関する家事を効率的に行なうことを提案。
安全性にも配慮し、「カードキー電気錠玄関ドア」を標準搭載している。
同社取締役専務執行役員住宅事業全般担当・渦居隆司氏は、22日に行なわれた記者発表で「今回は、市場への影響力が大きくなっている共働き世帯の女性に配慮した商品。『コクームスペース』については、すでに多くの女性から共感の声をいただいている。世帯年収1,000万円以上の建替え層をターゲットに、共働き世帯が多いエリアを狙い、まちなか展示場など営業展開していく」などと述べた。
販売価格は、モデルプラン(151.32平方メートル)で税込み2,866万円。販売地域は全国、販売目標は年間1,200棟をめざす。