不動産ニュース / 開発・分譲

2011/1/27

コンパクトマンションブランド「ライオンズアイル」を創設、第1弾「赤坂」を発売/大京

「ライオンズアイル赤坂」完成予想図
「ライオンズアイル赤坂」完成予想図

 (株)大京は、単身世帯を対象にしたコンパクトマンションの新ブランド「ライオンズアイル」を創設、第1弾となる「ライオンズアイル赤坂」(東京都港区、総戸数48戸)を3月下旬から販売する。販売に先立ち27日、モデルルームを報道陣に公開した。

 同ブランドは、(1)実需・単身向け、(2)専有面積30平方メートル台を基本とする、(3)女性を強く意識、(4)都心(主として、東京23区山手線内側)駅から徒歩10分圏内に立地、等を条件に、新しい都心居住スタイルを提案する「スマート・コンパクトマンション」と定義。既存のライオンズマンションに設けられたコンパクト系住戸ユーザーの調査などから、ニーズを分析。ロケーション、交通アクセス、住戸の機能性、セキュリティという「4つの質」で差別化していく。

 第1弾の「赤坂」は、東京メトロ千代田線「赤坂」駅徒歩2分に立地する、地上14階建てのマンション。ユーザーの声を取り入れ、女性中心のチームで開発したオリジナル設備「ライオンズ リビングラボ」(キッチン、洗面所、玄関収納、洗面室収納)を、単身女性向けにアレンジし導入。また、ライオンズマンションが標準とする「クワッドロック」(エントランスホール、エレベーター、住戸玄関、窓防犯センサー)に加え、エレベーターホールにもオートロックを設置した「クイントロックシステム」とし、セキュリティレベルを引き上げた。

 住戸は、1DK~2LDKの5タイプ、専有面積約30~57平方メートル。44戸が1DKとなるが、廊下面積を極力減らし、引き戸を多用するなどして空間を無駄なく使った間取りを提案している。販売予定価格は、3,000万円台後半~7,000万円台中盤。最多価格帯は、3,000万円台後半。すでに、ウェブ等を使ったプロモーションが行なわれており、300件の事前反響を得ており、2月19日から事前反響者対象に営業していく。

 同日会見した、同社首都圏第一支店長の世利幸仁氏は「首都圏マンション市場が半減するなかで、専有面積30平方メートル台のマンションは、供給量が26%も増えている。23区の単身世帯比率はすでに30%を突破しており、無視できないマーケット。JR山手線の内側、とくに城西・城南方面で立地を厳選し、専有面積を30平方メートル台とすることで、総額を抑え提供していく。5年以内に、当社首都圏供給戸数の5~10%を『ライオンズアイル』としていく。今年も、5棟は供給したい。すでに渋谷区で、第2弾を計画している」などと語った。

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