不動産ニュース / IT・情報サービス

2011/1/28

グーグル、不動産検索サービスから撤退。日本ほか世界5ヵ国も

 グーグルは2月11日、グーグルマップ上で提供していた不動産検索機能を停止する。サービスの利用が増加しなかったことが主な原因。
 同サービスは日本のほか世界5ヵ国(米国、オーストラリア、ニュージーランド、英国)で提供されていたが、すべての地域において停止する。
 グーグルマップにおける住所・経路検索やストリートビューなどの機能、不動産に関する広告は引き続き利用・表示できる。

 同社は「多くの物件情報を一度に地図上に表示する」をコンセプトに、2009年7月より米国で同サービスをスタート。日本ではコンテンツパートナー(株)ジアースより物件情報の提供を受け10年8月より提供を開始していた。

 ジアースはサービス開始以降、5ヵ月間で登録不動産会社数6,000社、登録店舗数約7,700社より情報提供を受け、約290万件の物件情報を無料もしくは有料で掲載していた。

 これまでジアースよりグーグルに提供されていた物件情報は、引き続きジアースのサイトで閲覧できる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。