(株)アルデプロは23日、未公表としていた2011年7月期連結業績予想を発表した。当第2四半期までの業績動向を踏まえ販売状況を精査した結果、通期業績予想が可能になったとしている。
11年7月期の連結売上高は64億2,000万円(前年同期比▲23.2%)、営業利益8,800万円(前年同期:営業損失74億7,200万円)、経常利益1,700万円(同:経常損失92億1,400万円)、当期純利益3億9,500万円(同:当期純損失87億400万円)と黒字化を見込んでいる。
主力の不動産再活事業のうち個人向け中古マンション販売は、不動産取引の繁忙期にあたることから、当下期の売上高9億4,000万円、利益率は上期と同水準を見込んでいる。また、同事業の法人向けを中心とする不動産販売は、首都圏以西の法人需要が安定的に推移しているとして当下期の売上高36億5,900万円を見込んでおり、利益率は上期累計期間より高まると予想している。
また、特別利益として同社の一般債権者が有する債務の一部について、当下期中に約3,000万円の債務免除を受ける予定。
通期業績予想の策定にあたっては、当下期の増収に伴う売上総利益率の増加や販売費および一般管理費等の経費の抑制により、利益率が改善、黒字転換とする予想とした。