エス・バイ・エル(株)は、創業60周年記念モデル第1弾となる注文住宅「集い」を23日から発売する。
同商品は、コミュニケーションを大切にしたいと思う家族に向けて、「集うこと」をテーマに設計。大型階段のあるリビングや、リビングに繋がる床座(板の間)、土間を採用することで、住まいにゆとりを生み出す工夫を凝らしている。
外観は、大開口による居室やウッドデッキ、土間、屋外の木々などで開放感を創出しつつ、連続する格子によってプライバシーに配慮、落ち着いた景観に仕上げている。
また、光熱費の見える化システムや独立系直流LED照明システムなどを採用。独自の新技術を開発し、地球環境にも配慮している。
会見で同社代表取締役社長・荒川俊治氏は「当社は、本来高級物件を得意としていたが、近年では、規格住宅のイメージがついてしまい、危機感を募らせていた。60周年に向けて原点回帰をめざし、3,000万~4,000万円代の中高級住宅にウエイトを置き、強みである設計力、デザイン力を顧客にアピールしていきたい」などと述べた。
構造は木質パネル一体構法で、販売価格は3.3平方メートル当たり70万円からの個別積算。初年度販売目標は、注文住宅事業全体で100棟。
なお、同商品は、23日オープンの「市原展示場」(千葉県市原市)にてモデル公開していく。