不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/30

台湾大手不動産仲介会社「信義房屋不動産」と業務提携/三菱地所レジデンス

 三菱地所レジデンス(株)は27日、台湾最大の不動産仲介会社「信義房屋仲介公司」の日本法人である信義房屋不動産(株)と、在日・在アジア中華系顧客に対する不動産関連業務について業務提携したと発表した。

 信義房屋不動産は、三菱地所グループの分譲物件を含む日本の都心マンションを多数の中華系顧客に紹介し、多くの実績を上げている。台湾における日本の不動産への関心の高まりを背景に、2010年5月からは、台湾国内でも「日本不動産購入セミナー」を定期開催。三菱地所レジデンスの販売する都心エリアの物件は、セミナー参加者から高い注目を集めていることから、三菱地所レジデンスの分譲マンション販売強化を図るべく、業務提携に至ったもの。

 信義房屋不動産の「年間(10年~11年3月末)の仲介成約実績は70件、約67.5億円。このうち三菱地所グループの分譲マンションの仲介成約実績が7件、総額約12.5億円(販売価格4,600万~3億4,600万円、平均坪単価約520万円)。在アジアの中華系医師、上場企業の創業者、中小企業の経営者による投資需要のほか、日経企業勤務の会社員の居住用またはセカンドハウス、日本に留学する子弟用、リタイア層の居住用など実績も多い。
 新宿区、港区、渋谷区などや、大学や病院が多い千代田区の高層フロアなどが人気を集めている。

 販売媒介提携の第1弾として、中華系顧客から特にニーズの高いエリアに誕生する「ザ・パークハウス新宿タワー」(東京都新宿区、総戸数298戸、竣工12年1月下旬予定)、「ザ・パークハウス愛宕虎ノ門」(東京都港区、総戸数103戸、12年2月下旬予定)、「ザ・パークハウスアーバンスお茶ノ水」(東京都千代田区、総戸数38戸、12年1月中旬予定)などの販売を強化していく。

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