(株)大京は、都市型戸建住宅事業に参入。第1弾となる「アリオンテラス横濱山手」(横浜市中区、総戸数7戸)の販売を開始した。
マンション分譲事業を巡る環境が変化する中で、さまざまなニーズに対応する商品ラインアップが必要とされており、同社が現在持つリソースを生かしながらシナジー効果が期待できる戸建事業へ参入することにしたもの。同社は、年間6万組のマンション反響・来場者数のうち、約3割が「マンション・戸建て併行検討者」とみており、こうしたユーザーに対し、利便性の高い都心立地の戸建住宅を提供する。
これまでマンション用地としては検討できなかった規模の土地情報を有効活用し、事業化していく。建物設備についても、新築マンションと同等の住宅設備機器やライオンズマンションオリジナルの設備を導入。施工管理についても、マンション同等の現場管理・工程管理・商品管理を取り入れる予定。
第1弾となる「アリオンテラス横濱山手」は、JR根岸線「山手」駅徒歩12分、第3種風致地区内に立地する。平均土地面積約40坪を確保しながら、敷地全体に60%の空地を確保。ゆとりある配棟とした。建物は、イトーピアホーム(株)施工の2×4工法。リビングを2階に設けたPP分離の間取りで、女性の意見を取り入れた「L’s KITCHEN」や、プロヘアメイクアーティストの声を取り入れた洗面化粧台「Ki-Le-I DRESSER」など同社オリジナル商品を採用。玄関には、リーダー部にカードをかざすだけで施解錠ができる電子式キーシステムを導入している。また、10年間のアフターサービスと、10年間の保証延長精度を用意した。
住戸は、敷地面積128~138平方メートル、建物面積99~102平方メートル。間取りは3LDK~4LDK。販売価格は7,580万~8,480万円。