三井不動産(株)は15日、大型商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY」(千葉県船橋市)内の「西館」の建替え推進を決定した。
同施設は、日本の郊外型ショッピングセンターの草分けとして1981年に開業。敷地面積約17万1,000平方メートル、延床面積約28万2,000平方メートル。初年度は200店舗でスタート、年間約1,200万人を集客した。2011年4月2日に30周年を迎え、現在では約540店舗、年間来客数は約2,500万人にのぼる。
「西館」は、81年に2核1モールで開業した際のメーンテナントの一つ「船橋そごう」が前身。01年に旧そごうから同社が取得後、ペットテーマパークやインテリアショップ、家電量販店などさまざまな専門店で構成し、運営してきた。
計画では、「西館」の営業を12年1月末で終了し、解体後に新たな建物を建設、13年度中のオープンを予定している。多様化するライフスタイルやファミリーニーズに答えるショップやフードゾーンなど、エンターテインメント性のある店舗を誘致する予定。