日本土地建物(株)は、同社がCRE(企業不動産)戦略支援アドバイザーを務める(株)ヤナセが、港区芝浦の本社屋の建替え事業に着手した、と発表した。
同社では、2002年以来、ヤナセ社の不動産関連業務のアウトソーサー(委託事業者)として、営業拠点や整備工場等の新設・統廃合に協力しており、今回は本社の土地の効率的利用、営業基盤の拡充および財務体質の強化等の観点から、新社屋への建替えが決定したもの。
建替えにあたっては、土地を南北に二分し、南側敷地に新本社社屋を建設、北側敷地は再開発を実施する。
なお事業スキームの効率性から、敷地内にて段階的に機能集約移転・解体・新築を行ない、本社機能および営業を継続しつつ、新本社および営業所を更新・強化していくという。
今後アドバイザーとしてプロジェクト全体のコーディネートを行なうとともに、北側再開発に係わる共同事業者の一員として、再開発を進めていく予定。