パーク24（株）は、福岡市が実施する「市庁用車を活用したEV（電気自動車）カーシェアリング運営等業務」の運営事業者に選定され、23日（土）より福岡市内4ヵ所の施設で運営を開始する。
この取組みは、福岡市がEV普及の一環で実施するもので、平日は公用車として利用するEVを、休日にカーシェアリングとして無料で貸し出し、福岡市民に乗車や充電を体験する機会を提供するというもの。10年度に提供を開始した、東区の駐車場「タイムズアイランドシティ」に加えて、11年度は対象エリアを拡大し、南区、早良区、西区の計4ヵ所に各2台のEVを配備する。なお、実施期間は7月23日（土）～11月27日（日）の土日祝となる。
同社は、返却時にEV充電プラグを充電機に差し込まないと返却操作が完了しない仕組みや、予約時間に応じて充電時間（予約不可時間）を自動調整し、予約可能時間の最大化を図るシステムなど、独自のEV充電システムを導入する。また、今後も各自治体とのカーシェアリング事業等を通じ、環境に配慮した交通システムの構築に努めるとしている。
