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2011/7/8

ゲーム感覚でスマートハウスの家電機器を制御、公開実験を開催/大和ハウス工業、ソニーCSL

ゲームモード画面。家電機器を擬人化したキャラクターが、ユーザーの家電機器の使い方をもとにストーリーを展開する
ゲームモード画面。家電機器を擬人化したキャラクターが、ユーザーの家電機器の使い方をもとにストーリーを展開する

 大和ハウス工業(株)と(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所(東京都品川区、社長:北野宏明氏、以下:ソニーCSL)は8日、スマートフォンのアプリケーションを利用し、ゲーム感覚で家庭内の家電機器を制御する公開実験を大和ハウス東京ビルに併設された「D-TEC PLAZA(ディーテック・プラザ)」(東京都千代田区)で開催した。

 今回の公開実験は、経済産業省クールジャパン室の仲介により始まったもの。両社の研究成果であるコンテンツ開発プラットフォームを用い、スマートハウスにおける新たな付加価値を提案することが目的。

 自宅のテレビやエアコンなどの家電機器が親しみやすいアニメキャラクターとなって、機器のコントロールや省エネアドバイスなどを行なうスマートフォン上のアプリケーションを開発。実際の声優を使ったアニメキャラクターの声を流し、キャラクターとの親近感を高める試みも行なった。

 今後、同公開実験で提案したコンテンツ開発のプラットフォーム技術については、さまざまな企業やユーザーが利用できるよう公開していく予定。両社は共同プロジェクトを通じ、スマートハウスに必要な「つながる」電気機器や設備機器の普及を促すとともに、企業やユーザーの積極的な参加による省エネルギー化社会の実現をめざした研究・開発を進めていく方針。

 なお、公開実験は9日も行なわれる。詳細は、WEBサイト(http://kadecot.com)参照。

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