三井不動産(株)は22日、中国華南エリアでの事業機会獲得に向けた体制を強化するため、広東省広州市に現地法人を設立し、8月22日より営業を開始すると発表した。
同社では、長期経営計画の成長分野の一つに海外事業を位置付けており、成長著しい東アジアを戦略エリアとして事業を強化してきた。中国の事業拠点開設は、2005年12月の上海市の駐在員事務所設立(09年8月に現地法人化)、10年9月の北京市の現地法人設立に続き3ヵ所目となる。
現地法人の企業名称は三井不動産諮詢(広州)有限公司。現地代表者は董事総経理・篠塚寛之氏。従業員数は6名。