不動産ニュース / 開発・分譲

2011/7/28

東京・京橋のオフィスビル建設計画に着手/日本土地建物

「京橋イーストビル」外観イメージ
「京橋イーストビル」外観イメージ

 日本土地建物(株)は27日、複合ビル「京橋イーストビル」(東京都中央区)の地鎮祭を執り行なった。

 同計画は、「守随ビルディング」「コナミ京橋ビル」「マルヒロ第二ビル」の築年数の長い3つの建物を一体開発し、先進的なビルを建設するもの。建物は、「京橋」駅徒歩1分、「東京」駅徒歩7分という立地に相応しく、グレードの高いビルを建設し、メリハリある都市景観の形成と、中央通りの賑わい創出をめざす。
 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上11階地下1階建て、敷地面積1,274.36平方メートル、延床面積1万5,238.97平方メートル。

 全体の半分以上をサービス・飲食店にすることにより、基準容積率に加えて300%の容積率緩和を受けている。地下1~地上6階までをサービスおよび飲食店舗。7~11階にオフィスを予定している。

 外観は、ガラスをメインとしたシンプルかつモダンなデザイン。省エネと環境に配慮し、西面に熱線吸収ガラスとLow-Eガラスでつくられた「コンパクトダブルスキン」(二層ガラスの間に外気を流し、窓際の熱負荷を低減)を採用。室内に対する熱負荷を低減している。また、建物の基壇部では、オイルダンパーを用いて集中的に地震エネルギーを吸収する「ソフトファーストストーリー制振構造」を採用。免震構造に近い性能を維持する。

 同計画は現在、建築確認申請中で、工事着工は2011年8月の予定。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。