不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/12/16

被災者に対する売上債権免除などを特別損失計上、純利は76億6,400万円/エイブルCHINTAI HD11年10月期決算

 (株)エイブルCHINTAIホールディングスは15日、2011年10月期決算を発表した。

 当期(10年11月1日~11年10月31日)の連結経営成績は、売上高464億3,400万円、営業利益41億7,700万円、経常利益53億2,700万円。同社設立による企業結合に伴う負ののれん発生益55億2,600万円を含む特別利益56億4,500万円と、東日本大震災被災者に対する仲介手数料などの売上債権免除8,800万円などを含む特別損失11億4,900万円を計上し、当期純利益は76億6,400万円となった。同社は同連結会計年度が第1期となるため、前期の実績はない。

 主力の仲介事業は、新規仲介手数料収入が、景気の低迷や震災の影響による賃貸住宅の借り換え意欲減退に加え、電力供給の制限に伴う店舗営業時間の短縮等により、首都圏では前年比で低調な状態が続いたが、中京圏、京阪神圏では新規仲介件数が増加した。また、更新仲介手数料収入は、更新件数の増加により順調に推移した。そのほか、業務効率化を目的とした新基幹システムの初期開発費用を計上した結果、売上高が134億1,100万円、営業損失が1億1,300万円となった。

 通期については、売上高477億円、営業利益50億円、経常利益62億円、純利益32億円を見込む。

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