不動産ニュース / ハウジング

2012/5/1

創業60周年記念の注文住宅、第8弾「彩り」と第9弾「はぐくみ」を発売/エス・バイ・エル

横須賀展示場にある創業60周年記念モデル第8弾「彩り」外観
横須賀展示場にある創業60周年記念モデル第8弾「彩り」外観
さまざまな趣味のスペースとして活用できる、土間スタイルのホビールーム
さまざまな趣味のスペースとして活用できる、土間スタイルのホビールーム
小屋裏空間は子供の遊び場や、収納スペースとしても活用できる
小屋裏空間は子供の遊び場や、収納スペースとしても活用できる
「60周年記念モデルによって、各支店の設計力に磨きが掛かり、成長につながった」と話すエス・バイ・エル(株)代表取締役社長の荒川俊治氏
「60周年記念モデルによって、各支店の設計力に磨きが掛かり、成長につながった」と話すエス・バイ・エル(株)代表取締役社長の荒川俊治氏

 エス・バイ・エル(株)4月28日より、創業60周年記念モデルの注文住宅、第8弾「彩り(いろどり)」と、第9弾「はぐくみ」を発売。「彩り」は横須賀展示場(神奈川県横須賀市)で、「はぐくみ」は和泉第二阪和展示場(大阪府和泉市)でモデルハウスを公開した。

 「彩り」は、自宅で過ごす時間も趣味になるよう、玄関やLDKとつながる土間スタイルのホビールームを設置。自転車のチューニングや、陶芸、カフェコーナー、電気自動車の充電スペースなど、さまざまな用途への活用を可能とした。
 キッチンは、ダイニングから庭先まで見渡すことができるオープンスタイル。隣には、パソコンや趣味などを楽しめる「ミセスコーナー」も設置した。2階とはリビング階段や吹き抜けを介してつながっており、どこでも家族の気配を感じながら過ごすことができる。また、隠れ家スペースの小屋裏空間は、大きな収納スペースとしても活用できる。

 一方の「はぐくみ」も、家族とのコミュニケーションや地域の人々との触れ合いが生まれるように設計。庭先には土間を設けて、近所の人々が気軽に立ち寄れる雰囲気とし、居間も大きな掘りごたつのある広々した空間を提案。室内は、壁による仕切りを可能な限り減らし、大きな吹き抜けを設けてオープンにし、人とのつながりが生まれるよう配慮した。
 また、子供が部屋に閉じこもらないように、子供部屋は寝るだけの場所として、勉強スペースを開かれた中2階に配置。吹き抜けを通して階下の様子が分かるようにした。キッチンからは、居間や土間、玄関、和室まで見通せ、中2階にも視線が届くようにしている。

 26日、横須賀展示場で開催された会見で、同社代表取締役社長の荒川俊治氏は「60周年記念モデルは、市場の2割の客層に向けた中高級商品。設計力に磨きが掛かり、各支店の成長につながった。今後は残る8割、年収400万円台の市場にも参入していく。当社は、工務店やビルダーが持っていない技術部門を持ち合わせているのが強み。ヤマダ電機との連携で販売拠点も増える。今年度から、企業理念の柱に掲げた『絆』を大切にし、V字回復を果たしていきたい」などと述べた。

 なお、価格は「彩り」「はぐくみ」ともに、3.3平方メートル当たり70万円から。30歳代の子育て層をメインターゲットに全国で販売していく。

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