不動産ニュース / 開発・分譲

2012/6/4

川崎・武蔵小杉の「防災マンション」、1期300戸を即日完売/三井不動産レジデンシャル

 三井不動産レジデンシャル(株)は4日、3日登録受付を締め切った「パークシティ武蔵小杉ザ グランドウイングタワー」(川崎市中原区、総戸数506戸)の1期300戸が、登録組数369組を集め即日完売した。

 同物件は、東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅と、商業施設を介し直結する地上38階建て・制震構造のタワーマンション。東日本大震災を受け、防災対策を徹底したのが特徴。受水槽や各階の防災備蓄倉庫などに1世帯当たり1,000リットルの水を確保。72時間稼働の非常用発電機で、各住戸のLED照明を点灯、震災時でも3基のエレベータを動かす。トイレも、3日分の汚水槽を確保するほか、匂いを完全密封する簡易トイレ、マンホールトイレを備蓄している。

 1期の販売価格は、3,300万円台~1億200万円台、最多価格帯5,500万円台、坪単価は約291万円。総来場組数は2600組だった。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。