阪急リート投資法人(HRI)は13日、2012年5月期決算を発表した。
当期(11年12月1日~12年5月31日)の営業収益は47億7,200万円(前期比▲2.5%)、営業利益は15億100万円(同▲3.1%)、経常利益は10億5,400万円(同▲2.9%)、当期純利益は10億5,200万円(同▲2.9%)、1口当たりの分配金は1万2,324円(同▲364円)であった。
前期末までに取得したビルやショッピングセンター等15物件が当期間を通じて稼働。また、11年6月に取得したイオンモール堺北花田(敷地)の不動産信託受益権を運用資産とする匿名組合出資持分についても当期を通じて安定的な運用が行なわれ、約定に従い匿名組合利益分配を受領した。
所有物件の運用については、オペレーショナル・マネジメントの最適化に注力し、テナントニーズを反映した管理によりテナントの満足度を向上させることで、賃料単価および稼働率の維持・上昇を図り、当期末時点のポートフォリオ全体の稼働率は98.5%となった。
通期については、営業収益47億2,700万円、営業利益14億6,000万円、経常利益10億2,600万円、当期純利益10億2,400万円、1口当たりの分配金は1万2,000円を見込んでいる。