野村不動産レジデンシャル投資法人(NRF)は13日、2012年5月期の決算を発表した。
当期(11年12月1日~12年5月31日)の運用状況は、営業収益52億5,000万円(前期比18.1%増)、営業利益25億700万円(同19.5%増)、経常利益18億5,700万円(同25.6%増)、純利益18億5,600万円(25.7%増)、1口当たり分配金は1万2,317円(同548円増)であった。
ポートフォリオの平均NOI利回りを上回り、かつ築年数の浅い物件、計8物件を150億9,000万円で取得した他、さいたま市の1物件を2億9,200万円で譲渡。当期末の資産規模は152物件・1,498億6,200万円となった。ポートフォリオの稼働率は96.2%と、前期末比で微減となったものの、高稼働を維持した。
次期については、営業収益51億8,200万円、営業利益24億4,500万円、経常利益18億5,700万円、純利益18億5,600万円、1口当たり分配金1万2,300円を見込む。