いちごグループホールディングス(株)は、2013年2月期第1四半期決算を発表した。
今期(12年3月1日~5月31日)の連結経営成績は、売上高23億6,200万円(前年同期比▲69.9%)、営業利益3億3,500万円(同84.9%増)、経常利益3億700万円(同45.5%増)、純利益2億6,400万円(同150.9%増)であった。
前年同期比で減収増益となった理由は、資産売却による売上高・利益が減少した一方で、不動産賃貸収入、資産運用報酬、施設管理受託収入などの安定収益が増加。安定収益のみで販管費や支払利息などの固定費を賄うことが可能となるなど、収益構造が好転したことによるもの。
セグメント別では、不動産等投資・運用事業は売上高16億4,100万円(前年同期比▲77.4%)、セグメント利益2億7,300万円(同117.6%増)。不動産・施設管理事業は売上高7億4,400万円(同25.4%増)、セグメント利益6,200万円(同11.4%増)であった。
通期については、売上高170億円、営業利益15億円、経常利益12億円、純利益10億円を見込む。