東急不動産(株)と(株)東急リゾートサービスは17日、全国に展開しているスキー場でグリーンシーズンの営業を実施すると発表した。
「ハンターマウンテン塩原」(栃木県那須塩原市)では、地元中学校の課外活動の場として“ゆり園”を提供。毎年ゆり園のデザイン考案から球根の選定、植え付け、草刈り等を実施しており、今シーズンもすでに植え付けが完了。8月上旬に見ごろを迎える。
「たんばらラベンダーパーク」(群馬県沼田市)では、7月14日~8月19日の期間、“たんばら風と光のアートツリー”を開催。園内に設置された現代美術作家・渡辺五大氏デザインのモニュメントへ、来場者が1個100円で購入した風車を挿し込み、一つの作品をつくり上げるというもの。なお、販売金額はすべて日本赤十字社へ寄付する計画。
また、「スキージャム勝山」(福井県勝山市)では盲学校の児童を招待する“ふれあいコンサート”、「グランデコリゾート」(福島県耶麻郡)では“旅する蝶”といわれる「アサギマダラ」の観察会を実施し、その他スキー場でもゴンドラやバーベキューなどの営業を予定している。
グリーン営業は7~11月まで実施する計画(各スキー場により異なる)。