不動産ニュース / 仲介・管理

2012/7/20

入居者向け暮らし支援サービス、全国展開目指す/大東建託

「同サービスを通じて、入居者満足の向上はもちろん、地域活性化にもつなげ、全国どのまちに住んでも快適に暮らせる環境づくりに寄与できれば」と話す三鍋社長
「同サービスを通じて、入居者満足の向上はもちろん、地域活性化にもつなげ、全国どのまちに住んでも快適に暮らせる環境づくりに寄与できれば」と話す三鍋社長

 大東建託(株)は、6月に開始した入居者向け新サービス「Live-UP(リバップ) 暮らしサービス」を全国で展開していくと発表した。

 「Live-UP暮らしサービス」は、入居者調査により、住むにあたっての困りごと、受けたいサービスなどを浮き彫りにした上で、同社管理物件のあるエリアごとに、地域商店・企業と連携しながら入居者の生活サポートとなるサービスを提供していくもので、地域企業を利用することで地域活性化にもつなげていく。

 具体的には、「24時間体制のコールセンター受付サービス」「地元店舗からの出前サービス(夜間可能)」「クリーニング引き取り&配達サービス」のほか、「地元店舗とのコラボレーションによる割引特典」「水回りや室内の清掃代行サービス」「地域イベントの紹介」などを提供。コールセンター以外は、あらかじめ配られた冊子より、入居者が受けたいサービスを選択して直接企業に依頼する。

 同サービスは、6月より東京都江東区の202世帯を対象に試行。飲食店、美容院など地元企業67店舗が協力店舗として参加しており、現時点ではクリーニングサービスの人気が高いという。

 20日に会見した同社代表取締役社長執行役員の三鍋 伊佐雄氏は、「将来的には、他の不動産管理会社とも連携しながら、多くの賃貸住宅の入居者に提供していきたいと考えている。下半期で10ヵ所までエリアを拡大、全国の地方都市などでもクモの巣を張り巡らすように展開していきたい」などと語った。

 同社は、今後も「大型荷物の運搬サービス」「地域巡回カーの導入」などサービス拡充を予定している。

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