不動産ニュース / その他

2012/7/24

防災対策、日々のシミュレーションが大切/不動産女性会議がセミナー

「被害を最小限に抑えるため、これまで震災の教訓を活かしていく必要がある」などと語る講師の千代崎氏
「被害を最小限に抑えるため、これまで震災の教訓を活かしていく必要がある」などと語る講師の千代崎氏
会場の様子
会場の様子

 NPO不動産女性会議は23日、第10回不動産女性会議セミナーを開催した。

 同会議は、不動産業と不動産に関連する分野の専門家の女性たちが連携。高齢化、多様化する社会において求められる住まいづくり・まちづくりの研究、不動産関連分野で働く女性たちの能力開発支援と地位向上、女性の視点を活かした提言や支援などを行なっている。

 セミナーでは、「防災出前講座~防災力を高めて震災に備える」をテーマに、マンション管理士・千代崎一夫氏と福祉住環境コーディネーターの山下千佳氏が講演した。同氏は、東日本大震災被災地への視察時のマンションおよび団地の被害状況等を報告。不動産業に携わる人への防災対策として、事務所単位での防災講座の開催などを提案した。

 また、実際に地震が起きた時の対応や、その後の避難生活におけるアドバイスとして「もし今地震が起きたらどのように行動するか、ということを日々シミュレーションする。それがいざという時に行動につながる」などと提言した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。