(株)東急コミュニティーは27日、2013年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(12年4月1日~6月30日)の連結売上高は284億9,100万円(前年同期比6.3%増)、営業利益19億4,900万円(同31.1%増)、経常利益20億500万円(同32.0%増)、当期純利益11億5,800万円(同35.0%増)。
主力のマンション管理事業は、同社管理物件の全管理組合を対象に、「地震対策マニュアル」の提案を開始。昨年度に引き続き、震災、防犯等をテーマとした管理組合理事長セミナーの開催を企画し取り組んだ。また、オフィス・商業施設のほか、指定管理者制度およびPFI事業による新規物件の受注に積極的に行なった結果、売上高は187億8,400万円(同2.3%増)、営業利益は16億7,400万円(同2.0%増)となった。
賃貸業は、既存テナントの満足度を高める運営を強化し、稼働率の向上・維持に取り組んだ。また、連結子会社の(株)TCフォーラムが展開する貸会議室などのフォーラム事業が順調に推移。売上高は46億5,400万円(同4.0%増)、営業利益は6億2,400万円(同33.2%増)となった。
通期は、連結売上高1,215億円、営業利益86億円、経常利益86億円、当期純利益49億9,000万円を見込んでいる。