東急不動産(株)は22日、災害時における被災住民の避難に関する相互応援協定を世田谷区との間で締結。東急グループが運営しているシニアレジデンス「グランクレール成城」および「グランクレール馬事公苑」の2施設を二次避難所(福祉避難所)として登録したと発表した。
同協定には、災害発生時に、施設の提供、被災住民の避難、業務遂行のための要員派遣等の相互応援を両者で行ない、被災住民の生命の安全と生活基盤の確保に寄与することを盛り込んでいる。
二次避難所として被災住民を受け入れる場合、同社は世田谷区に対し、食料品、生活物資等の提供の要請、避難所運営に必要な物品の提供、救援活動および受入者介護のための要員の派遣要請をすることができる。なお、受け入れる被災住民は、原則として介護の必要な高齢者および障害者等とする。
「グランクレール成城」(東京都世田谷区、総居室数112室<シニア79室・ケア33室>)は、小田急小田原線「成城学園前」駅徒歩13分に位置。敷地面積4,159.82平方メートル、延床面積7,650.55平方メートル(シニア)、2,235.96平方メートル(ケア)。
「グランクレール馬事公苑」(東京都世田谷区、総居室数139室)は、東急田園都市線「用賀」駅徒歩13分に位置。敷地面積7,792.84平方メートル、延床面積1万7,576.60平方メートル。