積水化学工業(株)は、全国の販売エリアで開発している分譲地で、スマートハウス仕様住宅「進・スマートハイム」による分譲ブランド「スマートハイムシティ・プロジェクト」を本格展開する。
スマートハイムシティの全戸にPV、HEMS、蓄電池の3点セットを標準搭載する。PVと蓄電池を系統連系させることで、電気を「蓄えて、必要なときに取り出す」ことを可能にする。HEMSでは、搭載した住宅の電力情報を自動収集し、パソコンやスマートフォン上での「見える化」できるほか、日本全国の「スマートハイム」、「スマートシティ」における電力情報の「見える化」も可能にする。
また、同社がマスタープランを作成し、ユーザーのニーズと各地域の気候にあった住まいづくりをトータルプランニングする独自の「まちづくりデザインガイドライン」を作成。地球環境に配慮するほか、長期間にわたる資産価値の維持・向上を目指す。
12年12月までに、約40棟のオープンハウス公開を目指すほか、13年3月末までに全国で1,000区画、14年3月までにさらに1,500区画の分譲販売を計画している。