不動産ニュース / 開発・分譲

2012/10/25

埼玉・越谷レイクタウン駅前で大規模マンション発売/大京

「グランアルト越谷レイクタウン」完成予想図
「グランアルト越谷レイクタウン」完成予想図
モデルルーム内部。同社オリジナルの「L'sキッチン」などを標準採用しながら、住友不動産のアドバイスによる設備機器なども盛り込まれている
モデルルーム内部。同社オリジナルの「L'sキッチン」などを標準採用しながら、住友不動産のアドバイスによる設備機器なども盛り込まれている

 (株)大京は、JR武蔵野線「越谷レイクタウン」南口駅前に大規模マンション「グランアルト越谷レイクタウン」(埼玉県越谷市、総戸数381戸)を発売する。

 同物件は、(独)都市再生機構(UR都市機構)が基盤整備を進めてきた越谷レイクタウンのなかでも、新たな住街区として2013年度中をめどに区画整理が進む駅南口エリアに位置。同社は11年末、URから土地を取得。同街区初のマンションとして開発する。住友不動産(株)が、企画段階から事業に参画。物件名も両社JVの「グランアルト」となる。施工は(株)長谷工コーポレーション。

 「商品の質を落とすことなく、一次取得者の手の届く価格で提供する郊外マンション」(同社執行役員首都圏第一支店長・世利幸仁氏)として、今後の同社の郊外型マンションのフラッグシップとして、自社オリジナルの水回り、ライブラリーやカフェサービス、約1,500平方メートルの庭園、バイリンガルによる子供英会話教室などの共用施設とサービス、電力一括購入、太陽光発電&雨水利用、カーシェアリングサービスなどを盛り込んだ。一方で、住戸スパンの均一化、ALCコンクリート使用による軽量化などで建築費を約20%圧縮した。

 住戸は、3LDK・4LDKの43タイプ、専有面積65~95平方メートル。販売価格は、2,400万円台~4,500万円台。平均坪単価約130万円。これまでに、約1,100組の反響を集めており、12月中旬からの第1期販売では、約100戸を分譲する予定。

 なお、「ライオンズ」ブランドではなく「グランアルト」を採用した理由について同氏は「グランアルトはこれまで9棟分譲し好調に売れてきた。広域から集客できる集客力の強い、縁起のいい名前なので、これからも集客力を重視する物件で採用していく」とした。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。