不動産ニュース / ハウジング

2012/10/30

家計・環境にやさしい「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」を新発売/住友林業

 住友林業(株)は、同社が資材提供、技術支援を行なう、全国の地域優良建設会社240社(12年9月末時点)から構成される家づくりネットワークのイノスグループが、「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」(以下、ZEH)を実現する住まいとして、イノスグループ・コンセプト商品「ENETOMOの家(えねとものいえ)」を、29日から発売開始した。

 ZEHとは、住宅内を省エネルギー化することによって、エネルギー消費を抑えると同時に太陽光発電システム等でエネルギーを創ることで、家庭の年間一次エネルギー消費量が概ね差し引きゼロになる住宅のこと。エネルギー消費量を正味ゼロにすることで、光熱費やCO2排出量を抑えることができる。

 「ENETOMOの家」は、太陽光発電に多くの発電が見込めるよう片流れ屋根を基本とし、屋根の勾配を緩やかにする設計を提案。全熱交換型換気システムを採用、換気による温度変化を最小限に抑え、窓には、樹脂サッシで高断熱・高気密を実現し、電気消費量を低減する。また、ホームエネルギー・マネジメント・システムを標準搭載、使用電力を「見える化」して節電意識を高める一方、床暖房や省エネ給湯機を標準搭載するなど快適さも追求している。

 プランは自由設計(コンセプト別参考プランを用意)、価格は、施工3.3平方メートルあたり58万円より。初年度販売目標は400棟。

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