阪急リート投資法人(HRI)は3月29日、資産の入れ替えを発表した。
譲渡する物件は商業施設「HEPファイブ」(大阪市北区)と同「NU chayamachi(ヌーちゃやまち)」(大阪市北区)。
「HEPファイブ」の譲渡予定価格は165億2,300万円で、帳簿価格の差額は35億2,100万円。譲渡先は阪急不動産(株)で、譲渡予定日は9日。
「NU chayamachi」の譲渡予定価格は141億円、帳簿価格との差額は▼34億4,300万円。譲渡先は阪急電鉄(株)で、譲渡予定日は16日。
取得する資産はショッピングセンター「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)とオフィスビル「阪急電鉄本社ビル」(大阪市北区)の、いずれも不動産信託受益権。
「阪急西宮ガーデンズ」は、敷地面積約7万9,003平方メートル、延床面積約20万1,581平方メートル。施設の構造は鉄筋コンクリート造陸屋根9階建て。稼働率は100%。取得予定価格は183億円で、「HEPファイブ」や「NU chayamachi」の譲渡によって得られる資金を充当する予定。取得先は阪急電鉄(株)で、取得予定日は16日。
「阪急電鉄本社ビル」は、敷地面積約3,396平方メートル、延床面積約
2万7,369平方メートル。鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート・鉄筋コンクリート造陸屋根地下2階付き19階建て。取得予定価格は102億円で、「HEPファイブ」の譲渡によって得られる資金を充当する予定。取得先は合同会社カイロス・ファンディングで、取得予定日は10日。