パナホーム(株)は、創業50周年の記念商品としてスマートハウス「CASART ECO CORDIS
(カサート エコ・コルディス)」を、北海道、沖縄および一部地域を除く全国で4月19日より発売する。
屋根全面に太陽光発電パネル(PV)を搭載する「フルPVルーフ」と、軒樋を組み込んだ「ルーフフレーム」で構成。従来、平均的な延床面積(35坪程度)の2階建て住宅においては搭載が難しかった、大容量(10kW以上)の搭載を可能とした。屋根形状は、最も日射量の多い南面への設置面積を最大化できる片流れ大屋根とし、新デザインの換気システム「エアグリル」の採用で、デザイン性を向上させた。
外壁は、太陽や雨など自然の力を生かす技術で美しさを末永く保つ光触媒の外壁タイル「キラテック」を全面張りすることで、デザイン性と重厚感を創出した。
屋内空間では、家事や趣味などマルチに使えるスマート(多目的、機能的)な空間「ホームワークピット」を提案。また、玄関土間を少し広めにとり、上がり框を、座るのにちょうど良い高さにすることで、玄関としての機能だけでなく、家族や友人とお茶を飲んだり、趣味を楽しんだり、ギャラリーとしても活用できる空間へ進化させた。
なお、経済産業省によるネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業(2012年度)における補助金制度の要件に対応する性能を有している。
軽量鉄骨造でフリープラン。代表モデルプランは、建物本体価格2,892万円から(税込み)。初年度の販売目標棟数は1,000棟。