


三菱地所レジデンス(株)は22日、分譲マンション「ザ・パークハウス 広尾羽澤」(東京都渋谷区、総戸数114戸)のモデルルームを報道陣に公開した。
東京メトロ日比谷線「広尾」駅徒歩12分、都心では希少な第一種低層住居専用地域に位置する。鉄筋コンクリート造地下1階~地上3階建ての3棟構成。
旧東京市長中村是公邸跡地であることから、既存樹の保存、同邸宅が料亭として使用されていた時代の石畳や灯篭、暖炉を共用部に活用。緑豊かな同地になぞらえ設計デザインにも石の空間であるエントランスアプローチから木の空間であるグランコリドーへの趣の変化などシークエンス(景の連なり)を取り入れた。エントランスホール奥の「ライトコートラウンジ」は、交流の場となるサロン空間として西洋的な意匠を取り入れた日本家屋を再現した。
そのほか、耐震等級2の取得ともに非常用発電機や防災備蓄倉庫の設置など安心・安全な住まいを実現。また、独立性を高めるため3棟に5つのエリアを設定し、エリアごとに5基のエレベーターを設置。3棟の中心部にはプライベートガーデンを設けた。
専有面積43.51~152.01平方メートル(最多:100平方メートル)、間取り1DK~3LDK(同:3LDK)。
同マンション販売所長の定光俊英氏は「先週末時点で資料請求数は約1,700件、モデルルーム来場申込数は約250件。予約数は平日も満席状態で、高い反響を実感している。また、今が買い時と判断されて、来場されているお客さまも多い」と述べた。申込者層は40歳代前半~50歳代後半、2~3人世帯の渋谷・港区在住者が45%で、買い替え層が60%、ほとんどが実需用という。
販売開始は5月下旬。第1期は販売戸数45戸程度、中心価格帯坪当たり400万円半ばを予定。